2012年1月15日

【汚染】福島県二本松市の新築マンション内で高い放射線量(部屋の中で毎時1.16マイクロシーベルト)

福島県二本松市の新築のマンションの部屋の中で、外よりも高い放射線量が検出されました。このマンションは2011年の7月に完成したもので、マンションには浪江町(計画的避難区域)で採掘された砂利が基礎部分に使用されていたそうです。

このマンションの1階に住む女子中学生の個人線量計が3カ月で1.62ミリシーベルトという高い数値が出たことから、調査することになったとのことです。本当に何処にいても油断できませんね。。この家を購入及び借りて住んでいる方々は、どうすればよいのでしょうか。引っ越す以外に手の打ちようがあるとは思えません。避難区域から避難してきても、住むところが高線量だとあまり意味がありません。事故当初にこのようなことは想定(想像?)できなかったのでしょうか。

中古車のニュースもたまに報道されますが、今後はマンションや建物のニュースも多くなってくるかもしれません。コンクリートに含まれていたら(しかも基礎部分)、除染は無理だと思います。

NHKニュースに気になる部分があります。

以下はNHKより一部を引用です。

福島 新築マンションで高放射線量

<前略>
建材の流通などを所管する経済産業省によりますと、今回のような砕石場の石の出荷については、東京電力福島第一原子力発電所の事故以降も、放射性物質などの基準は設けておらず、業者への指導などは行っていないということです。これについて経済産業省は「砕石場では山の表面だけを削り取るわけではないので高い放射線量が測定されることは想定していなかった」と話しています。また、マンションのコンクリートに使われた石を出荷した福島県浪江町の砕石場からは、3月下旬から計画的避難区域に指定された4月下旬までの間に、福島県内のおよそ20の生コン会社や建設会社に石が出荷されたことを確認しているということです。

1月15日 18時55分 NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120115/t10015282731000.html

基準を設けていなかった」というのは非常に残念ですが、キノコの原木などの150ベクレル/kgという基準もできるまでしばらくかかりましたので、何となく想像できます。これから早急に基準を作ると思いますが、その基準をめぐってまたいろいろと問題が発生しそうですね。

そして、経済産業省は「砕石場では山の表面だけを削り取るわけではないので高い放射線量が測定されることは想定していなかった」という部分ですが、これも非常に残念です。やはり放射性物質に関して国は、「混ぜると薄まる」と考えているということだと思います。避難区域に限らず汚染の可能性のある「砕石場」はたくさんあると思います。もちろんこの浪江町の砕石場から出荷された物も調べる必要がありますが、他のところも調べないと稲ワラや腐葉土のときと同様に後手後手になってしまいます。

それと、やはり子ども達の被爆線量が被爆してからでないとわからないのは、どうにかしてほしいです。これから、新築の建物などの測定が始まるのかもしれませんが、待っているよりもまずは自分で測った方が良いかもしれません。

 

(2012年1月15日 20:23)