2011年11月26日

放射性物質(放射性同位体)と花粉の共通点・相違点

原子力発電所の原子炉内では、核分裂によって自然界には微量にしか存在しないさまざまな放射性物質が生まれます。

 

放射性物質も花粉も、同じように風によって運ばれて人体に影響を及ぼします。

 

花粉の場合は、花粉症でない人に付いても何も起きません。花粉症の人の場合は、目のかゆみや充血、鼻水、鼻づまりの他、消化器系、皮膚などで症状が出ます。

 

消化器系で花粉の粒子が消化されずに吸収されることはないので、体内に花粉が直接に取り込まれることはありません。

 

放射性物質は、皮膚についた場合は洗って落とすことができます(除染)。

 

しかし、粒子が小さい場合やガス状の場合は肺に到達してしまい、呼吸器系で内部被曝が起きます。食物に入っていた場合は、消化管から吸収される可能性があります。

 

吸収された場合は内部被曝が起こります。内部被曝は放射性元素の種類によって異なります。

 

同じ元素の放射性同位体でも質量数(陽子数と中性子数の合計)が異なると放射線の半減期(放射線が半分になる期間)が異なります。