2011年12月12日

食品中の放射能【概要】

食品中の放射能は、食品の原料である動植物が成長の過程でからだの中に取り込んだ自然放射性物質や人工放射性物質が起源である。食品中の主要な自然放射性核種は、天然カリウム中の40Kであり、すべての食品に多少とも含まれている。ウラン系列やトリウム系列の核種の土壌中含有量が高い地域で生産された食品では、これらの核種の食品中濃度も高くなっている。人工放射性核種の例としては、大気中核爆発実験に由来する90Srおよび137Csがある。日本人の日常食中のこれらの核種の量は、1960年代以降年々減少する傾向にあったが、1986年のチェルノブイル原子力発電所事故のために一時的に増加した。

 

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-01-04-03 より転載